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【歯科医が解説】麻酔の持続時間と食事の目安
親子三代で安心して通える歯医者、船橋市のあおぞら歯科クリニック西船橋院です。皆さん、歯科治療で使う麻酔が切れるまでにどのくらいの時間がかかるか、ってご存じでしょうか?
治療が終わってホッとしたのもつかの間、唇や頬がジーンとしびれたまま「いつ食事をしていいの?」と迷った経験はありませんか。しびれている間にうっかり食べて頬の内側を噛んでしまったり、熱い料理で火傷をしたりするのは避けたいものです。ここでは麻酔の持続時間と、食事を再開してよい目安について、わかりやすくお伝えしていきます。
歯科で使う麻酔の種類と持続時間の目安
歯科治療では、痛みをやわらげるためにいくつかの麻酔を使い分けています。種類によって効き目の長さが異なるため、まずは代表的な3つをご紹介します。
表面麻酔(ひょうめんますい)
歯ぐきの表面に塗るタイプの麻酔で、注射の針を刺すときのチクッとした痛みをやわらげる目的で使います。効果はおよそ10〜20分ほどと短く、食事に影響することはほとんどありません。
浸潤麻酔(しんじゅんますい)
治療する歯の近くの歯ぐきに、直接注射する最も一般的な麻酔です。多くの虫歯治療や抜歯で使われ、持続時間はおよそ1〜3時間が目安となります。
伝達麻酔(でんたつますい)
主に下のあごの奥歯など、麻酔が効きにくい部分に行なう方法です。太い神経のそばに注射するため広い範囲に効き、持続時間は3〜6時間と長めになる傾向があります。
麻酔が効いている間に食事をするリスク
麻酔が残ったまま食事をすると、思わぬトラブルにつながることがあります。感覚が鈍っている間は、次のような点に注意が必要です。
・熱さを感じにくく、熱い飲み物や料理で火傷をしてしまう
・唇や頬の内側、舌を噛んでも痛みに気づきにくい
・食べ物の温度や食感がわかりづらく、食事を楽しみにくい
・飲み込む感覚が鈍り、むせやすくなることがある
特に小さなお子様は感覚の異変を言葉で伝えるのが難しく、しびれた唇を噛んで傷つけてしまうことも少なくありません。患者様が小さなお子様に付き添われる場合は、麻酔が切れるまで目を離さないよう、特にお気をつけください。
麻酔後の食事はいつから?タイミングの目安
では、いつから食事をしてよいのでしょうか。基本は「しびれが完全に消えてから」が安心です。具体的な目安をまとめます。
食事を再開するタイミング
①浸潤麻酔の場合:治療後およそ2時間が一つの目安
②伝達麻酔の場合:治療後およそ3〜4時間ほど様子を見る
③唇や頬を指で軽く触れ、感覚が戻ったことを確かめてから食べ始める
時間はあくまで目安です。しびれの感じ方には個人差があるため、ご自身の感覚が戻ったかどうかを優先してください。
おすすめの食べ物・避けたい食べ物
しびれが少し残る時間帯に食事をとる場合は、次のような工夫がおすすめです。
避けたい食べ物
・熱々のスープやお茶など、温度の高いもの
・硬いおせんべいやナッツなど、強く噛む必要があるもの
・唐辛子の効いた料理など、刺激の強いもの
おすすめの食べ物
・おかゆやうどんなど、やわらかく冷ましたもの
・ヨーグルトやゼリーなど、ほとんど噛まずに食べられるもの
治療した側と反対側の歯でゆっくり噛むようにすると、傷口への負担も減らせます。
当院の痛みに配慮した麻酔への取り組み
当院では、注射そのものの痛みをできるだけ抑えるため、針を刺す前に表面麻酔を行ない、さらに電動麻酔注射器を使用しています。電動麻酔注射器とは、薬液を一定の速さでゆっくり注入できる機器のことで、急な圧力による痛みを軽くする役割があります。
また、治療後の食事や生活で気をつけたい点については、その場で丁寧にご説明しています。麻酔が切れるまでの時間や注意点について不安があれば、遠慮なくお尋ねください。西船橋駅から徒歩1分という通いやすい立地で、平日は19時半まで、土日祝日も診療しております。
まとめ
歯科麻酔の持続時間は種類によって異なり、浸潤麻酔でおよそ1〜3時間が目安です。食事はしびれが完全に消えてから、感覚が戻ったことを確かめて始めると安心です。麻酔や治療後の食事で気になることがあれば、あおぞら歯科クリニック西船橋院へお気軽にご相談ください。
この記事の監修者
西船橋駅前あおぞら歯科クリニック 院長 柏木 悠(歯科医師)
日本大学歯学部卒業後、東京都及び千葉県内の歯科医院にて勤務。平成27年に医療法人社団爽晴会あおぞら歯科クリニックに入社。令和6年7月より西船橋駅前あおぞら歯科クリニック 院長に就任。現在は院長として、地域の皆さまのお口の健康維持に努めている。
本記事は、医療情報の正確性・分かりやすさに配慮し、歯科医師監修のもと作成しております。