歯科治療・予防ガイド

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オーラルフレイルと低栄養を防ぐ食事・口腔ケア・歯科受診

2026.11.05

予防関連
オーラルフレイルと低栄養を防ぐ食事・口腔ケア・歯科受診

親子三代で安心して通える歯医者、船橋市の西船橋駅前あおぞら歯科クリニックです。

突然ですが、皆さん「オーラルフレイル」という言葉をご存じでしょうか?

オーラルフレイルとは、噛む力や飲み込む力、舌や唇の動きなど、お口まわりの機能が少しずつ低下していく状態を指します。「最近、食事中にむせることが増えた」「硬い食べ物を避けるようになった」――そんな小さな変化に心当たりがある方は、すでにオーラルフレイルが始まっているかもしれません。放っておくと栄養不足(低栄養)を招き、全身の健康にも影響を及ぼすため、早めの対策が大切です。

 

オーラルフレイルとは?低栄養を招く口の衰えのサイン

 

オーラルフレイルは、加齢とともに誰にでも起こりうる口腔機能の衰えです。むし歯や歯周病で歯を失ったり、噛み合わせが悪くなったりすることに加え、舌や頬の筋力低下も原因のひとつとされています。

 

以下のようなサインがある場合は、オーラルフレイルの初期段階と考えられます。

 

・硬いものが噛みにくくなった
・お茶や汁物でむせやすくなった
・滑舌が悪くなったと感じる
・口の中が乾きやすい
・食事にかかる時間が長くなった

 

こうした症状が続くと、噛みにくい・飲み込みにくい食べ物を無意識に避けるようになり、食事の幅が狭まっていきます。結果として、たんぱく質やビタミンなど体に必要な栄養素が不足する「低栄養」の状態に陥りやすくなるのです。低栄養は筋力の低下や免疫力の低下を招き、全身のフレイル(虚弱)につながる悪循環を生みます。実際に、口腔機能の低下がある高齢者は、そうでない方に比べて低栄養や要介護状態に至るリスクが高いことが、複数の調査で報告されています。

 

オーラルフレイルと低栄養を防ぐ毎日の食事・口腔ケアの工夫

 

オーラルフレイルは、日々の習慣を見直すことで予防や改善が期待できます。ここでは、食事と口腔ケアの2つの側面から、今日から始められる工夫をご紹介します。

 

食事で意識したいポイント

 

①たんぱく質(肉・魚・卵・大豆製品)を毎食取り入れる
②噛み応えのある食材を、無理のない範囲で少しずつ食事に加える
③水分をこまめに摂り、口の中の乾燥を防ぐ
④ながら食べを避け、一口ずつよく噛んでゆっくり食べる

 

特にたんぱく質は筋肉量の維持に直結する栄養素です。噛む力を支える咀嚼筋や舌の筋肉も例外ではありません。「軟らかいものばかり選んでいる」という患者様には、調理法を工夫して食材そのものは変えずに食べやすくする方法もおすすめしています。

 

毎日の口腔ケアで機能低下を防ぐ

 

①毎食後の歯磨きで口腔内を清潔に保つ
②舌苔(ぜったい)のケアで口臭や味覚の低下を防ぐ
③「パタカラ体操」など、舌や口周りを動かすトレーニングを取り入れる
④入れ歯を使用している方は、毎日の洗浄と定期的な調整を欠かさない

 

舌や頬、唇を意識的に動かす体操は、1回数分程度で無理なく続けられます。テレビを見ながらでも実践できるので、毎日の習慣に取り入れやすい方法です。

 

定期的な歯科受診で早期発見・対策を

 

食事や口腔ケアの工夫だけでは気づきにくい変化を見つけるためには、歯科での定期的な受診が欠かせません。むし歯や歯周病の有無だけでなく、噛み合わせや舌・口周りの筋力、飲み込みの状態まで、専門的な視点から確認できるのが歯科受診の大きな利点です。

 

当院では、初診時にトリートメントコーディネーターが患者様お一人おひとりのお悩みや生活習慣について丁寧にお話をうかがい、担当の歯科医師が継続して診療を行う体制を整えています。同じ歯科医師が毎回状態を確認するため、口腔機能のわずかな変化にも気づきやすく、患者様に合わせたご提案がしやすいことが特長です。

 

また、痛みに配慮した治療を大切にしており、表面麻酔や電動麻酔注射器を使用するなど、通院への不安を少しでも和らげられるよう努めています。「歯医者は苦手」という方でも相談しやすい雰囲気づくりを心がけていますので、お口の変化が気になる際はお気軽にご相談ください。

 

歯を失ったまま放置していたり、合わない入れ歯を使い続けていたりすると、噛む力の低下がさらに進んでしまいます。入れ歯の調整やインプラントによる咬合機能の回復など、それぞれの状態に合わせた治療方法についても、担当医がじっくりご説明いたします。

 

まとめ

 

オーラルフレイルは、食事の変化やむせやすさなど、日常の小さなサインから始まります。たんぱく質を意識した食事、舌や口周りのトレーニング、そして定期的な歯科受診を組み合わせることで、低栄養や全身のフレイルを未然に防ぐことにつながります。お口の変化が気になる方は、ぜひ一度西船橋駅前あおぞら歯科クリニックへご相談ください。


 
 


この記事の監修者西船橋駅前あおぞら歯科クリニック 院長 柏木 悠(歯科医師)日本大学歯学部卒業後、東京都及び千葉県内の歯科医院にて勤務。
平成27年に医療法人社団爽晴会あおぞら歯科クリニックに入社。
令和6年7月より西船橋駅前あおぞら歯科クリニック 院長に就任。
現在は院長として、地域の皆さまのお口の健康維持に努めている。
本記事は、医療情報の正確性・分かりやすさに配慮し、歯科医師監修のもと作成しております。

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